
8月24日(火)から始まった東京パラリンピックも今日で幕を閉じようとしています。テレビで観戦していると、様々な障害があるにもかかわらず、どの国の選手もベストを尽くし、競っている姿に勇気をもらうは、私だけではないと思います。さらにこの舞台に立つまでの選手の努力とその選手をサポートする方々のご尽力は計り知れず、本当に頭が下がる思いです。
今年初めて「英語手帳」というものを購入し、そこに、「トップアスリートの思考法」というコラムを見つけました。これは書籍「イチロー思考-孤高を貫き、成功をつかむ77の工夫」(児玉光雄著)からの抜粋だそうです。
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以下、「英語手帳」より引用させていただきます。
僕を天才という人がいますが、僕自身はそうは思いません。毎日、血のにじむような練習を繰り返してきたから、今の僕があると思っています。僕は天才ではありません。
(雑誌の取材で)
また、イチローはこのようにも言っています。
これからもいっぱい失敗を重ねて、たまにうまくいっての繰り返しと思います。打撃とは、野球とは何か、ということを少しでも知る瞬間というのは、上手くいかなかった時間とどう対峙するかだと思う。 (日米通算4000安打を達成した後の記者会見で)
さらに、このコラムには、オリンピックメダリストたちの名言も紹介されています。
Gold medals aren’t really made of gold. They’re made of sweat, determination, and a hard-to-find alloy called guts.
(金メダルは金でできているわけではない。汗と決意、胆力と呼ばれる希少の合金でできている)
―Dan Gable(レスリング選手。1972年ミュンヘンオリンピックで金メダル獲得)
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英語を習得するのも、これに似たものがあり、改めて、簡単な早道はないのだと気づかされました。
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