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Blog-5 南氷洋・北氷洋を渡った叔父のこと:☆地球を感じ・英語を実際に使う☆

更新日:2021年9月6日




 私の母方の祖父が、船乗りだったことを前にお伝えしましたが、


 母の実弟の一人もまた船乗りでした。

その叔父は、仕事で半年ごとに南氷洋、北氷洋を航海していました。


 私が小学4年の時、国語の教科書に捕鯨船のキャッチャーボートの話が載っており、授業で勉強したことがあります。そのため、当時、私の担任と他の若い先生2人が、日本に寄港している叔父が乗っている船を見学したこともありました。ということで、叔父は、当時捕鯨船に乗っていた船乗りでした。


 現在は、捕鯨を問題視する声もありますが、当時は小学校の教科書に載っていました。私の叔父が捕鯨船で働いていることを知り、先生方が見学を希望され、父の車で、私の担任を含む3人の先生と私も一緒に、寄港している叔父が乗っている母船(船団などの中心である大きな船)を見学に行きました。


叔父は、母船の中を先生方に案内しながら、クジラをどのように甲板に引き上げるか、その時の船の揺れ方、海が時化(しけ)た時の様子、貯蔵の冷凍庫、叔父の船室、長い船旅のための栄養補給剤などを説明していました。


 その叔父は、半年の航海を終えるといつも私たちの家に来てくれ、南氷洋、北氷洋、南極の話、オーロラ、ペンギン、赤道祭りの話などをしてくれました。南極で会ったオーストラリア人との話を聞き、「叔父は英語で話していた。」ことがわかり、英語が通じれば、どんな場所でも意思疎通ができるようだ、と子どもながらに感じました。


そして、叔父の体験談から、地球は地球儀で見るように、本当に北極、南極、真ん中に赤道が走っているのだ、と私は実感したのでした。


叔父が南極の氷をお土産に持って来てくれた時、その氷をウイスキーに入れて、氷が溶ける時にカチカチと細かい音を立てるのを見せてくれました。何年もの間にできた氷なので気泡が多く、この様な音がするのだ、と説明してくれました。(もちろん、そのウイスキーは叔父が自分で飲むためのものです。)


 そういった叔父の実話は、子どもの私には異次元の世界でした。ですから、叔父が日本に一時帰国し、家に来てくれる日には、私は家の門の隙間から顔を出し、叔父が十字路を曲がってその姿が見えると、門から飛び出して迎えたものです。


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