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Blog-7 通勤電車で多読をしていた叔父の話 ~英語多読の極意?

iesenjoyenglish3

更新日:2023年2月9日




 ブログ-5で、南氷洋・北氷洋を渡っていた母方の叔父の話をしましたが、その叔父と父方の叔父は、大学時代の友だちでした。お互い、うちには、姉がいる、俺の家には兄がいる、ということで、叔父同士が実質仲人で、私の両親が結婚したということです。つまり、2人の叔父が友だちでなければ、今の私は存在しない訳です。私の名前「美津江」も、その二人の叔父がつけてくれたと聞いています。

 今回は、その父方の叔父の話です。その叔父は、もともと理数系が得意で、大学を卒業後、一般企業に入りましたが、サラリーマンを止め、自分で会社を起しました。叔父の事務所が私の実家(東京で、父方の祖父母とも同居していました。)の近くだったので、仕事の帰り、たまに立ち寄り、たまに食事をして、帰ることがありました。叔父の自宅は、東海道線の大磯駅よりもまだ先で、私の実家から2時間はかかるところですが、ミカンがなり、空気が良いところです。 私は小学生の頃、小児喘息があったので、夏休みや週末に、空気の良い叔父の家によく行かせてもらったものです。

 私が小学生の4年ごろだったと思いますが、ある日、叔父は仕事の帰り実家に立ち寄り、一杯飲みながら食事をし、その後、叔父は私に叔父の家に一緒に来るように言ってくれました。翌日は学校が休みだったのでしょう。東海道線に乗り、しばらくして、席が空いて2人とも席に座ると、叔父はカバンの中から、表紙の厚い、重たく大きい英語の本を出してきました。今のご時世であれば、席が空いたらスマホを見たり、パソコンを出したりするのでしょうけど。(笑)

 タイトルは、Edison(エジソン)でした。叔父は最初の方の英文を私に読むように言いましたが、当時の私には、読めそうなところと読めないところがあり、ほとんど意味はわかりませんでした。ただ、わかったことは、叔父は長い通勤時間をこうやって英語の本を読んでいるのだということです。そして、叔父は私に、「な~、美津江。叔父ちゃんな~、これ全部分かっているわけじゃないんだぞ~。」と付け加えました。「え~?そうなの??」と、思いましたが、「仕事の帰りに、えらいな~。」とも子ども心に思ったことを覚えています。

 現在、英語教育に多読が推奨されています。理数系の叔父が、Edisonの伝記を読む。

これが、私が出会った英語多読のモデルです。私は叔父のように一杯飲んだ後、英文を読むほど器用ではありませんが。。。 その叔父が、英語を勉強している姿は、何度となく見たことがありました。そして、現在も叔父の設立した会社は、海外とも取引をしている様です。


 

 #extensive reading #つるがしま #多読 #英語多読

       

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