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こんにちは。岩永美津江です。埼玉県鶴ヶ島市で英語教室を主宰しています。ブログをご覧いただきありがとうございます。英語・教室のこと、そして「Mitsue's Diary ~Sunflower voyage~」では、英語に関する私の今までの実体験など振り返り、お届けできたらと思っています。お忙しい毎日だと思いますが、目を通していただけば嬉しいです。
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今は小学校英語、はたまた幼児英語が盛んになっていますが、私が子どもの頃は、英語は中学校からの教科で勉強するものだというのが常でした。
私の母方の祖父は、明治生まれ。昔、外国航路を船乗りで、英語が話せたようです。若いころ柔道をやって、身体の大きい人でしたが、晩年に視力を失い、母が東京の大きな病院に連れていくため、祖父は横浜にある自宅から東京の我が家(実家)に来ていました。
私が小学3年の時だったと思います。ある日、家に来ていた祖父がソファーに座っている傍らで、私は学校で習った「♪スケーターズ・ワルツ」をリコーダー(たて笛)で吹いていました。繰り返し曲を吹いていると、祖父が私に「スケーターズ・ワルツ、ってどういう意味か分かる?」と聞き、私が首をかしげると、「スケーター(skater)というのは、スケートをする人、ズ(‘s)が付くと ~の、そしてワルツ(waltz)は三拍子の踊る曲のことだ。」と教えてくれたのです。(注:スケーターズ・ワルツは、後に調べたところ、英語のタイトルは、“The Skaters Waltz”または The Skaters' Waltzなど諸説あるようです。)そして、見えない目を天井に向け、ペンをとり、紙にその文字を英語で書いてくれたのです。
「カタカナの言葉は、実は外国の言葉なのか~!」(今回は英語です。)私の中に、衝撃が走りました。知らない言葉とルールの中に、違った世界を覗いたような気がして、その時から、私は中学校での教科「英語」楽しみにするようになったのです。
mpi松香フォニックスで、「バナナじゃなくてbananaチャンツ」という、カタカナ英語と本物の英語の違いを対比させる楽しい教材がありますが、この教材を手に取るとき、「スケーターズ・ワルツ じゃなくて Skater’s waltz」と、英語に関心を持った頃の初心に戻るのです。
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