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Blog-15 現在の学校英語、そして「フォニックス」

更新日:2021年9月6日


 明日8月24日(火)からパラリンピックが開催されます。未だ新型コロナウイルスの感染は全国的に拡大しています。全国のワクチン接種者は少しずつ増えてはいますが、さらに一人一人が感染防止対策を心がけていきたいものです。


 前回Blog-14では、私が中学時代の英語で悪戦苦闘をしたことを紹介しました。私は、当時の中学校の教科書に、自分が学ぶための音源がないことに、疑問を持っていました。


 それから、半世紀近く(?)経った今、ご存じのように小・中学校の英語は目覚ましく進歩をしました。私は埼玉県鶴ヶ島市に住んでいますが、同市は、昨年から小学5,6年でつかっている教科書(NEW HORIZEN)の随所にはQRコードがあり、そこからスマホやタブレットを使い、本文の音声や世界の名所などの動画を視聴できるようになっています。


 また、今年改定された中学校の教科書、同市内では、中1がSunshine、中2と中3は、NEW HORIZONを使っているようですが、SunshineもNEW HORIZONも随所にQRコードがあり、単語・本文の音声・動画などが視聴できるようになっています。


 英語学習には、音源を使うことは必須です。学校だけでなく、家で音源を聞き復習ができるのは、画期的なことです。そして、中一のSunshineの教科書巻末に「英語のつづり字と発音」と題し、文字と音の関係と発音記号が書かれた表が1ページで紹介されています。つまり音と文字の関係を言う「フォニックス」です。この表があれば、ずいぶんと学習者は助けになるでしょう。


 ただ、英語のつづり字と発音の関係は、それほど簡単なものではないと、私は考えます。


 さらに欲を言わせていただければ、小学校の時点で「フォニックス学習」を入れてほしいと願っています。外国語の勉強には発音練習は欠かせないものです。フォニックスを学習することで、英語の音に敏感な耳が育ち、発音の仕方も同時に学ぶので、発音が上達します。


 フォニックス学習前は、CDやDVD,指導者などのインプット、つまり「聞く」「話す」を中心の学習ですが、フォニックスを学習することで、それに「読む」「書く」が加わり、4技能を満遍なく学ぶことになり、英語学習の基礎ができるのです。

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